幼稚園教諭免許を大学で取得するには?

早道は専門課程のある大学への進学

幼稚園教諭への最も一般的な道は、児童学科や子ども教育学科など、幼児教育の専門課程のある大学か短期大学に進学することです。

 

早くから幼稚園教諭を目指している人は、高校卒業後の大学進学に、迷わず、この道を選びましょう。

 

学習では、共通科目として「日本国憲法」「生物の多様性」「児童文化」をはじめ、専門科目として「発達心理学」「教育心理学」「教諭論」、さらに音楽(ピアノ)や図画工作・体育・国語(言語表現)などがあり、さらに教育現場体験もあります。

 

所定の単位をすべて修得し、大学(短大)卒業と同時に、幼稚園教諭の免許取得状を申請する準備が整います。免許状を取得したら、就職活動のスタートです。

 

免許状によって進学先が異なる

ひと口に幼稚園教諭免許状といっても、修得単位によって免許状の種類が異なってきます。

 

幼稚園教諭になるために最低限必要なのは「二種免許状」です。「二種免許状」の要件としては、短大卒業程度とされており、必須とされる62単位の修得が可能な短大は北海道から沖縄までの47都道府県に226校があります。

 

「一種免許状」は、将来、園長先生を目指す人には必須の免許となります。要件は4年制大学卒業程度とされており、必須とされる単位は124。免許の修得が可能な大学は全国に307校があります。※2種免許状取得後にキャリアを重ねて取得することもできます。

 

通信課程もあります

さまざまな事情で通学制の大学へ行けなかった人、現在は他の仕事に就いているけれど将来は幼稚園教諭になりたい人に対して、働きながら学べる通信課程を設置している大学・短大も全国に30校あります。短大と同様に「二種免許状」の取得が可能です。

 

これらの他に、「専修免許状」もあります。大学院修士課程を卒業した人に与えられる免許で、免許取得後、幼児教育についてさらに学びを深めて仕事に戻ってもよいですし、幼児教育の研究を続けながら学生たちを指導する大学教官への道もあります。