「待機児童問題」とは?

待機児童問題という言葉は、今やあちこちで聞かれるようになりました。

 

待機児童問題というのは、一体どのようなことを指しているのでしょうか。

 

待機児童問題って一体なに?

待機児童問題というのは、保育園に入園申請を行っても、入園することが出来ずに順番待ちとなっている状態のこども達が増加している問題を指します。

 

核家族化や共働き家庭の増加により、育児の手が家庭から保育園などへと託されることが多くなりました。

 

そうなると、働いている間にこどもを預かってくれる施設がどうしても必要になってしまいます。

 

ですが、都市部での保育施設の不足や保育士の不足が深刻となっていることから、保育園に入る事が難しくなっているのです。

 

都市部となれば人口も集中しており、新しく保育施設を作る土地を確保することが難しく、また、保育士自体も足りていないため、実現が困難とされています。

 

そのほか、財源の不足が原因となったり、住宅地では「こどもの声がうるさいから保育園は作らないで!」という声もあるようです。

 

待機児童の80%以上が0歳児から2歳児のこども達だとされています。

 

特に多いのが、1歳児で、育児休暇が終わった後にすぐに保育園に預けたいという方が多いことが分かります。

 

国が行っている対策は?

保育ニーズのピークは2017年とされており、国も待機児童問題の対策を行ってはいるものの、なかなか減少しないというのが現状です。

 

対策としては、以下のようなものがあります。

 

待機児童解消加速化プラン

2013年から2015年の間に20万人の受け皿を用意し、2017年までに40万人の受け皿を用意するというものです。

 

地域限定保育士試験の実施

神奈川県、千葉県、大阪府、沖縄県でのみ3年間働く事が出来る保育士になれる試験を実施します。

 

3年が経過すれば、全国で保育士として働く事が可能になります。

 

上記の4地域以外に住んでいる方であっても受験が可能であるものの、働く場所はこれら4地域に限定されることになります。

 

など、このような対策を行っています。